主な検査
Physical Check-ups
Physical Check-ups
血液検査では、健診などでみる一般的な検査項目(血球、肝機能、腎機能、脂質)、糖尿病の状態(抗GAD抗体やCペプチド)や内分泌疾患の状態(各種ホルモンの値)を詳しく調べることができます。
そのほか症状などに応じて検査項目を相談させていただきます。
初めて糖尿病を指摘された方や糖尿病が疑われる方では、糖負荷試験(75gOGTT)で現在の耐糖能(インスリン分泌能やインスリン抵抗性)を評価することができます。
腎臓に糖尿病の影響が出ていないか、その他の腎臓病が出ていないかを早期に調べるために、尿検査が有用です。
血糖値、HbA1c、尿検査は検体を採取後15分ほどで結果が分かります。
レントゲン検査は、心臓のサイズや形、肺に異常な影がないかをみます。また、肺がん検診の項目に胸部レントゲンが含まれます。
咳や息切れ、胸の痛みなどの症状がある方では、画像検査として第一選択となります。
また、心疾患や肺疾患をお持ちの方は、定期的に胸部レントゲンを撮影するのが良いでしょう。
体組成検査(InBody)は身体を構成する成分(筋肉、脂肪、水分、骨ミネラル)を分析する装置です。
InBodyの結果から栄養状態や水分のバランスを評価します。
立位、5分程度で簡便に実施できます。BMI(いわゆる体型)より筋肉量や体脂肪率が、身体の健康と関連します。
すなわち「体重を減らす」ことよりも「筋肉を維持する・増やす」ことが、健康にとって重要だと考えています。
当院では初診の患者さんにご案内しております。また定期的に測定することで、身体の変化を評価することができます。
食事療法や運動療法の振り返りとして活用したいと思っています。
心電図、エコー、DPN、ABI検査を行っています。
■エコ―検査
腹部エコー(肝臓や胆嚢、膵臓、腎臓など)、甲状腺エコー、頸動脈エコーを実施しています。
■神経伝導検査装置(DPNチェック)
下肢の神経に電気刺激を与え、神経に興奮が伝わる速度と振幅の大きさを調べて、末梢神経障害の有無や程度を評価します。 検査にかかる時間は3分程度です。
■血圧脈波検査(ABI)
手と足の血圧の比較や脈波の伝わり方をみる検査で、動脈硬化の評価のために行います。 血管の硬さ(PWV)と詰まり(ABI)が分かります。