診療について
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糖尿病には、自己免疫などによってインスリンを作る膵臓の細胞が壊される「1型糖尿病」、糖尿病の90%以上を占める「2型糖尿病」とに大きくは分類されます。
比較的生活習慣との関わりが深いとされる2型糖尿病でも、遺伝因子(体質)によるところが多かれ少なかれあるということです。
糖尿病をもつ全ての方が「糖尿病とともに幸せに生きる」ことができるよう、上手に糖尿病と付き合うためのコツを一緒に見つけていきましょう。
糖尿病は体からのメッセージです。何気なく食べていたものを「意識する」ことでもっと美味しく味わうことができるかもしれません。
糖尿病は「血管の病気」と言われることがあるように、高血糖が続くと血管にダメージが蓄積されていきます。
特に細い血管の障害を「合併症」と呼びます。
合併症の進み方にも個人差(体質の影響)がありますが、血糖マネジメント(HbA1c 7.0 %未満)によってリスクを下げることができます。
一方、「併存症」は糖尿病と「併存しやすい」病気のことで、動脈硬化による病気(太い血管の障害)や歯周病などがあります。
「食事療法・運動療法・薬物療法」が糖尿病治療の3本柱になります。
特に食事・運動療法は、日々の生活と深く関わっているので、負担感が大きいと到底続けることはできません。
まず初めに、今の生活についてお話を聞かせていただき、現状を把握することからはじめます。患者さん1人1人の大切にしているものを最大限尊重し、その上で「これならできる、ここからやってみよう」と患者さんに思ってもらえるような食事・運動療法を提案いたします。
日本で2400万人が高血圧の治療を受けている(2014年)とされています。糖尿病と併存していることが多く、動脈硬化(血管の老化)のリスクの1つです。 当院では、まずは減塩や運動習慣など、生活習慣で改善できる部分を相談させていただきます。
LDL(悪玉)コレステロール140mg/dL以上、HDL(善玉)コレステロール40mg/dL未満、中性脂肪150mg/dL以上で脂質異常症と診断されます。
脂質異常症があるだけですぐに治療が必要というわけではありません。
脂質の管理目標値は、併存疾患や動脈硬化リスクによって異なりますので、個別に相談させていただきます。
睡眠中に息が止まる(10秒以上の呼吸停止が睡眠1時間あたり5回以上)病気で、多くは上気道の閉塞が原因です。
当院では、自宅でできる簡易睡眠検査を行っております。 お気軽にご相談ください。
喫煙は閉塞性肺疾患(COPD)、多数のがんとの関連が知られています。
当院では禁煙中の血糖マネジメントも含めてサポートいたします。
私たちと一緒に禁煙にチャレンジしませんか。
内分泌疾患は、いわゆるホルモンの異常によって生じる病気です。
ホルモンは身体のバランスを取るために存在しています。
さまざまな症状、体調不良の中に内分泌疾患が潜んでいる場合があります。
当院では、血液検査で各種ホルモンを測定することや、甲状腺エコー(超音波検査)が実施できます。
患者さんのささいな体調変化や採血の変化(電解質異常など)から、内分泌疾患が隠れていないかを見極め、早期発見・治療につなげたいと考えています。
「だるい、体重が減る、暑がりになる、手足がふるえる、脈が速い・動悸がする、神経過敏、多汗、下痢」といった症状。 「疲れやすい、体重が増える(むくむ)、動作が鈍い、脈が遅い、皮膚の乾燥、便秘、脱毛、月経異常」などの症状。 これらの症状は甲状腺ホルモンの異常が原因かもしれません。
通院が難しい方、もしくは通院が難しくなったかかりつけの方については訪問診療をさせていただきます。
地域の訪問看護ステーションや病院と連携し、安心して自宅で暮らしてもらえるように支援いたします。
訪問診療を希望される方は気軽にご相談ください。
訪問診療にあたり、来院いただき初回面談をさせていただきます。
初回面談は水曜と金曜に行っています。